職場や、自分にも使える!!すぐ試せる考え方「人を動かす三原則」その①
人を動かす↑↑↑
ちゃす。cyatumiです。
今回は自分の親友に是非読んでみてと渡された「人を動かす」という本についてレビューしてみようと思います。
さらに、現代風に解釈して思考の方法をお伝えできればと思います!
目次
最初に
この「人を動かす」という本は、人間の行動の核心をついている本であり、かなり参考になる本です。
そして、かなり昔にできた本です。
この核心をついた本を分かりやすくまとめる事は出来ますが、1章毎に説明しても面白いと思い綴ろうと思いました。
著者の時代背景が昔であり、ピンと来ない方もいるはずなので、現代風にアレンジして分かりやすく書きます!
参考になれば、幸いです。
第1章 人を動かす三原則
その①盗っ人にも五分の理を認める
どんな人でも普段自分の事を悪い奴だと思っている事はないです。
それは、盗人でも犯罪者でも牧師やお坊さんだってそうです。
むしろ、何か良くない事が起こった時は相手が悪いと考えるのが普通です。
何故なら、人は自分が正しいと思い込んでいる
から…
例えば、職場や学校等の集団コミュニティで考えると「普通こうだよね」とか「常識的に考えてこうだよね」とかの話は出ますよね?
この話が出る際は、大抵自分の許せる範囲を超えた相手が現れた時です。
そして、必ずしたことがあると思います。
その時の「普通」や「常識」は正に自分が正しいと思っている証拠です。
無意識に相手の方が悪いと考えているのです!
これが、普通の人の思考だと思って下さい!
この自分が正しいという気持ちが犯罪者にもある訳です。
しかし、疑問がでてきます。
犯罪者の中にも反省している人はいるのではなかろうか?
例えば、殺人を侵した死刑囚が謝罪の意を述べたりするシーンをTVで見たりします。
これは、反省だよなぁ?
そう考えていたところ、cyatumiはある番組を思い出しました。
今はなき「クレイジージャーニー」という番組です。
この番組は日本のクレイジーな人を取材して、番組にする内容です。
今は、珍獣ハンターの番組側のヤラセ疑惑で打切りになってしまいました…
話を戻します。
クレイジージャーニーで「BAD HOP」というアーティストの回がありました。
川崎出身のアウトサイダー系のヒップホップラッパー8人組でかなりセンスの良い曲を作っています。
このメンバー全員が、小さい頃から逮捕歴があるグループです。少年院に入っている人もいます。
ここだけ聞くとすごく悪い人達のように聞こえますよね。調べたら出てきますが、見た目もイカついですし…
そんな彼等が、決して正しくはない事ですが番組で言った発言があります。
そうしないと生きていけなかった
と
日本にこんなところがあるのは衝撃だったが、まるで海外のスラム街の話でした。
小学生の頃から親にご飯を貰えない為、盗んで食べるのが普通
親の機嫌が悪ければ、風呂の浴槽に顔を沈められるのが普通
逆上した親に包丁で刺された事もあったらしい
中学生の時には、社会人の先輩に「明日までに30万持ってこい」と言われかき集めるのが普通
そんな中、自分達を守る為にグループをつくって活動していました。
そのリーダー格の少年が少年院に入った時に、教官に殴りかかってしまい、特別な精神病院も兼ねた施設に入れられます。
そこで、精神科医の先生に「君は普通じゃないよ?」と言われて、初めてその少年は普通じゃない事に気付いたと言っていました。
この辺りからそのリーダーの考えが変化し、「今までの日常を歌詞にする」事を真剣にやりだしたそうです。
あの時から考えると、自分達が今こうしてアーティスト活動をして音楽にパワーを注ぎ込める事は奇跡だ
とも言っておりました。
犯罪者の話に戻しますが、死刑囚が稀に遺族へ謝罪する場合がある。という話を先程のBADHOPのリーダーの話と掛け合わせると
自分が普通ではない事に気付かせてくれる人に出会えた
言い換えると素晴らしい精神科医等に出会えたからとも言えます。
だから、遺族の方々に謝罪が出来る場合があるのだな、と思いました。
まとめ
どんな犯罪者もどんな牧師も自分の中に「普通」があります。
まとめると
①自分の中の普通を押し付けない
②他人にも他人の普通がある
③批判も非難もしない。苦情も言わない
犯罪者を肯定する訳ではありません。頭ごなしに否定をしてしまうと、事態が悪化する可能性が高いという事です。
以上です!
是非読んでみて下さい!